生命力と継続の象徴《アイビー》

《アイビー》とは、植物の蔦(ツタ)のことを指し、正式な和名は「セイヨウキヅタ(西洋木蔦)」。学名は「ヘデラ ヘリックス(Hedera helix)」という。

学名の「ヘデラ ヘリックス(Hedera helix)」という名称は、ラテン語の「Haerere(しがみつく)」やギリシャ語の「Hedra(葉が密生している)」が由来とされている。また、「Helix」は「ねじれ・らせん」を意味する。北アフリカ、ヨーロッパ、アジアなど広域に自生している。

古代より植物は信仰の対象であり、聖樹として信仰されてきた。母なる大地や人生のサイクルと結び付けられることが多い。


文献によれば、《アイビー》は主に“不死”と結びつき、エジプトの神オリシスは《アイビー》の巻きついた杖を美徳の象徴として携えたと伝えられている。また、古代ギリシャ時代の都市国家、スパルタでは名声を意味し、《アイビー》の冠が運動選手に授けられたという。

植物として生命を維持するために必要な生命力である、耐陰性、耐寒性、耐暑性に優れ、枯れることなく、どこまでも長く成長し続ける《アイビー》は、“永遠”“不滅”“長寿”といった意味を持ち、“生命力”や“継続性”の象徴として崇敬されてきた。自宅や建物の外壁をアイビーで彩る習慣には、このような意味合いも含まれている。


また、常に緑豊かに生い茂り、枯れることのない強い生命力、ツル植物らしい強い結びつきから、“友情”や“愛情”にまつわる意味を持ち、“永遠の愛”“誠実”の象徴としても用いられてきた。永遠の愛を象徴する植物として、ウェディングの花飾りやブーケなどにも使用されている。


そんな《アイビー》をより美しく、主張しすぎないしなやかなタッチで表現しているのが『ソカロ』のIvy(アイビー)コレクションだ。


シルバー特有の美しさを流麗な鏡面で表現し、立体的で緻密な造形のアイビーと組み合わせることで、上品さと適度な力強さを見事に融合。重厚さもあり、大人の気品あるジュエリーに仕上げている。

また、通常は外壁を覆う《アイビー》を、あえてリングやバングルの裏面に掘り込むといったアプローチも『ソカロ』らしい遊び心が効いている。


リングからバングル、ピアス、ウォレットチェーンなど、幅広いジュエリーが展開されている。さらに、メインモチーフを飾る脇役として、さりげなく《アイビー》が取り入れられたジュエリーも多数存在する。


自身の成長のために身に着けるのはもちろん、友人や家族、愛する人へ贈るプレゼントとしても、最適の“意味のある”ジュエリーです。

https://zocalo.jp/collections/ivy