たまには自分にも牙を向けよう

サーベルタイガー（Saber Toothed Tiger）の頭骨の化石が好きだ。信じられないくらい伸びた牙が魅力的だ。氷河期にマンモスを一匹だけで捕食した形跡もある。デカイ相手に怯む事なく立ち向かう勇気とか思いながらこのシリーズを作った。

牙の根本にインヤン（陰陽）にも見えるアラベスク柄（アイビー）を掘り込み、チェーンを通す部分は回転する細工を施した。パーツも増えるし面倒くさいんだ。回転するように浮かしてロー付けするのも大変なんだ。その分うまい職人さんにちゃんと工賃払わないとできないんだ。

素肌にこのトップを長めのネックレスチェーンで合わせると動いている時に軽くチクチクと牙先が当たる時がある。自分にも牙を向けろと言うことだろう。